クラウドアーキテクト
本記事について Fluentdは機能としてはシンプルですが、 高負荷環境で安定的に運用するためにはある程度の知識が求められます。 そこで、本記事ではそれなりにログ流量の高い環境下で私が考慮した観点をまとめました。 本記事では、KubernetesでFluentdの信…
本記事について Lokiについてまったく知識のない状態の人にとって、1からキャッチアップしていくのは とても大変なことです。 特にLokiはマイクロサービスで構成されているため、何を知るべきなのかの全体像が見えにくいと思っています。 そのため、Lokiをま…
概要 Fluentdで障害設計をする上でバッファリングの概念は切っても切り離せません。 本記事では、ドキュメントだけでは拾いきれないものも踏まえ、 Fluentdのバッファリングで抑えておくべき情報を体系的にまとめます。 バッファリングとは? Fluentdではロ…
概要 GKEなどを使えば自動的に標準出力のログが集計&集約され、Cloud Loggingなどを通して可視化されますが、 オンプレミス環境でKubernetesクラスタを構築する場合そうはいきません。 また単純なアプリケーションログの集計以外にも、 Kubernetesを使ってロ…
この記事はKubernetes Advent Calendarの7日目の記事です。 今回は、Kubernetesのマルチクラスタ化についての考察記事を書きます。 マルチクラスタの定義 マルチクラスタと一重にいっても色々とありますが、本記事では、「複数のKubernetesクラスタを並列に…
概要 ここ最近、Kubernetesクラスタを本番運用するにあたって負荷試験を行ってきました。 Kubernetesクラスタに乗せるアプリケーションの負荷試験は、通常の負荷試験でよく用いられる観点に加えて、クラスタ特有の観点も確認していく必要があります。 適切に…
概要 最近のGKEはContainer Nativeなロードバランシングを推奨しています。 これは、Alias IP, NEGという仕組みを使って、GCPのロードバランサーがPodのIPに直接ルーティングすることができます。 しかし、適切にPodを設定していない場合、クラスタのメンテ…
記事の目的 前回の記事でIngress For Anthosを用いてRegionにまたがったKubernetsのマルチクラスタを構築した。 今回は1段深く掘り下げて、クラスタ内に複数のフロントサービスを持つケースを考える。 このケースでAnthosで構築したマルチクラスタのFail Ov…
この記事について 前回の記事でIngress For Anthosを使ったマルチクラスタによるk8sの冗長化について触れた。 今回はManagedなIstioを提供するAnthos Service Meshも取り入れ、 サービスメッシュを導入したマルチクラスタを実際に構築してみる。 Anthos Serv…
Anthosとは? アプリケーションを、OSSをベースにモナタイゼーションするための統括的な機能を提供するプラットフォーム。 モナタイゼーションとは? マイクロサービス化 インフラとアプリケーションの疎結合化 サーバレス 自動化 なるべくManagedへ Anthos…
導入 アプリのイベントログや、DAUなどの集計を考えるときに真っ先に選択肢に上がるのがFirebase Analyticsだ。 ユーザを特定のセグメントに分割して扱い、セグメントごとにプッシュ通知を送ったり、 特定のIn App Messageに対する特定のイベントへのコンバ…
記事で書くこと Stackdriver Monitoringを用いたシステム監視を行う方法をまとめる。 特にStackdriver Monitoringはドキュメントからすぐに汲み取ることが難しい部分があるので実際に動かして検証した結果を記載する。 ※下記弊ブログのやきまわし Stackdrive…
導入 GKEにElasticsearchなどのクラスタを載せて運用するとき、 大抵はファイアウォールなどで特定のノードやネットワークからしかアクセスできないようにすると思う。 だがそれだけでは特定のAPIはアクセスを禁止し、特定のAPIだけ公開したいといったニーズ…